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テマリシャス 家庭画報 祈りの宿る手毬暦 – 10月 秋七草

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ハギ・キキョウ クズ・フジバカマ オミナエシ オバナ・ナデシコ

春の七草は言えても、秋の七草まで覚えている人は少ないんじゃないでしょうか。

家庭画報、祈りの宿る手毬暦10月は、「秋七草」がテーマでした。

今回は、山西先生からの俳句の候補がきて、読んでみて、編集者の方との異論もなく、この俳句がいい!と大騒ぎしました。

 

子の摘める 秋七草の 茎短か  

星野立子

 

俳句は、動画のカメラの視点として詠むととってもわかりやすいです。

「子の摘める」で子ども手にカメラが向きます。

そして、次は、「秋の七草」。手に持つ七草。

ここで、あぁ、秋なのかと読者が気付きます。

そして、ラスト「茎短か」。

これは、子の持つ、七草にズームが当たります。「摘んだ茎が短い」。

 

私の勝手な妄想ですが、茎が短いと感じたのは、その子の「親」の視点。

なのでここは母子、もしくは父子の関係性もなくてはならない要素と思います。

 

 山西先生の選句のコメントもほんとうに素敵で毎回読むのを楽しみにしています。以下の文章にまたハッとさせられるのでした。

 

『花は子どもにとって野に置かれた宝石のようなもの。小さな手でもっとも美しいところめがけて摘むので、自ずと茎が短くなる。』

 

こんな短い俳句の中に、みなさんも、幼いころに摘んだ花とか色々な懐かしい感情だとか情景とかが思い浮かびませんか?

私は小さなころから花が好きで、よく草花を摘んで、隣町に住んでいた祖母へプレゼントしに遊びに行っていました。

チェコの田舎の家に行っても、野原を歩き、草花を摘んでお花屋さんごっこを大人になってもやってました。

そんな優しい時間を思い出すのです。

 

さて、秋の七草を手まりで。俳句は大絶賛ですが、手まりで表現・・・・これは難しかった!

色々考え、秋に向かう色使い、茶をベースに秋の七草のうち「桔梗」「女郎花」「なでしこ」を小さい手まりで表現してみました。

そして、子が歩いて摘んだ花を入れる籠を作ろうと思ったのです。

思ってから、籠を作る作業までまた、考えが固まるまで時間が掛かりました。

籠の形は、ふと入ったお気に入りの定食屋の壁にかかっていた籠の形が素敵で、これだ!とそそくさとメモ!

手まりで「籠目」はきっちりつくると綺麗な工芸品のような様になってしまいます。でも、この俳句のなかにでてくるだろう籠は、生活で使い古されて、しかも、子どもに持たせてるくらいなので、ぼろぼろなんじゃないかと想像しました。

花籠はわざとずらしたり、本数を抜いたり、色をバラバラに変えたり、色々細かい遊びを入れて刺していきました。

 

そして、何より今回感動したのが、撮影!

カメラマンさんと編集者さんが大切にみんなの思いを統括して、作品撮りをしてくださっています。

そのなかでこの4つの手まりを「子が花を摘みながら歩んだ道」というテーマで縦に並べて撮ってくれました!

本当に素敵。

おかげさまで、こうやってまたTEMARICIOUSの祈りの宿る手毬暦10月号が無事に終了したのでした。

 

いよいよ来月、再来月の2回で最終回を迎えます。(ハンカチのご用意を)

テマリシャスにとっても、この企画は俳句ありきの作品で、とっても素敵な山西先生の選句をシェアできて本当に嬉しいです。今度お会いしに行くんですっ。

そして、カメラマンさんまでもすっかり、もう「手まり眼」が備わってきており(笑)愛を注いで写真を撮っていただいております。

 

秋の風を少しずつ感じますね。

暑い夏で疲れた身体をいたわりながら、実りの秋、楽しみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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