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テマリシャス 家庭画報 祈りの宿る手毬暦 – 12月 松喰鶴

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Temaricious、リカです。

一年前はみなさま、何をしていましたか?

今、ヒューストンに向かう空港でこのブログを書いています。一年前には想像もしなかったことが起きています。

月日の流れが小川のようにサラサラと流れていくのか、大河のように太く流れるのか、毎年毎年違うように感じますが、それはそれで自然で何をするにも一瞬一瞬を楽しんでいれば自然と何かが起きていくものだと思いました。

 

テマリシャスにこの家庭画報12ヶ月手まり連載のお話をいただいたのは一年前。

最初はやった〜とわくわくする軽い気持ちでいたと思います。でも、それは間違いなく、勘違いでした(笑)提供し続ける連載の1ページがこんなにも大きな経験になって、簡単ではないとは、始める当初には想像もしていませんでした。

 

様々な経験をした後の最後のテーマは「鶴」でした。

鶴を最後の月のテーマにしようと編集者の方とテマリシャスでは、早い段階で決まっていました。それなので、いろんな手まりを作りながらも、「鶴」は意識をしながら日々生活していました。

 

 

鶴舞うや日は金色の雲を得て 杉田久女

朝霧を破って現れる太陽と金色に輝く雲の中、鶴が舞う荘厳な光景。

新たな始まりを表すような朝日、それが神々しく輝き、瑞鳥が舞う姿を詠んだ句は本当に「祈りの宿る手毱暦」の最後にはぴったりな俳句でした。

 

多様性の中に豊かさを、自由の中に自立を

私が表現する「鶴」は何になるのだろうか。

手まりの鶴は、羽の色の変わる様が美しくて、とても人気がある紋様です。

最後のページは手まり一個で大きくいきたいとレイアウト希望もあったので、艶やかに豪華に、綺麗な鶴を描くことを意識しました。

なんとなく、テマリシャスが二人組のユニットであることもあるし、ものごとのバランスという意味でも一匹の鶴より二匹にしたいと思っていて、古典文様である「向かい鶴」に最初から心惹かれていました。

幾何学模様の中に、向かい鶴。それを描いてみよう。

色は年末もあり、めでたく赤か白かという案がありました。私の中で思いついたのは、これも2色を配色することでした。

頭に浮かんだ紅白の土台まりを作ってみました!手まりを作る人にはわかると思いますが、これが笑うくら時間がかかりました〜。

その後は、鶴を紅白に配置。その後は、ずっとこれで最後になるのか、満足感がこなくて、ずっと焦っていました。考え過ぎて2回、朝日をみました・・・。なんかフッと降りてくるものがあるか待っていたのかもしてません。

 金の雲を連想するものを入れたくて、こだわっていたのですが、突然、要らないかも!と気持ちに「抜ける」瞬間がありました。

鶴に松葉を咥えさせたら、自分でも納得する「松喰鶴」に仕上がりになっていきました。

最後は、菜穂のアドバイスもあり、縁起のよい竹を鶴の周辺に散らしました。 なんとなく、終わった、これで終わったと安堵がたまらなく押し寄せました。

紅白、向かい合う鶴、これらは「対比」ではなく、「調和」の象徴です。令和の時代に、伝わっていく手まりは、間違いなく「調和」の象徴となっていくと思います。

多様性の中に豊かさを、自由の中に自立を、それを見出す象徴です。

 

一年間、みなさまに感謝!

毎月楽しみにしていてくれたみなさま、本当にありがとうございました。

たった1ページの作品ですが、色々な人に励ましになったと聞かされて、本当に私のほうこそ、この作品に取り組むことが励ましとなっていました。

俳句の山西先生の選句と一緒に創り出すことの楽しさ、家庭画報の編集に関わるみなさまと紙面の美しさを味わって共に過ごせた本当に幸せな一年間でした。

最後にテマリシャスの貴重な西荻窪一期生でもあり、この紙面の編集者でもあった、愛子ちゃんに感謝を伝えたいと思います!ありがとう。

嬉しいニュースとしては、家庭画報の一年をまとめた、ポストカード的なを現在作成中です。

また出来上がった際にはお知らせします。

本当にありがとうございました!

 


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