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テマリシャス 家庭画報 祈りの宿る手毬暦 – 9月 菊

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8月に入り、湿気と熱気と入り混じった日差しを浴びると、あぁ、夏ってこういうもんだったと、一年という時を感じます。

家庭画報に「祈りの宿る手毬暦」を今年の1月号から掲載させていただいて、じんわりじんわり手まりを目にすることが多くなった方から、ご連絡をいただき、仕事をいただくことが増えてきました。

主にインテリア関係の方がオーダーメードの建築の一部のオブジェとして手まりを選んでいただいております。

 テーマ性があるパターンだったり、草木染めの色のストーリー性に惹かれてくださっているとのこと、手まりの素晴らしさを理解していただき嬉しく思います。

 

さて、8月になったばかりですが、家庭画報は9月号です。

重陽の節句、9月9日にちなみテーマは「菊」となりました。

パッと目に浮かんだ大輪菊を深紅の草木染めで表現したいと思い制作に取り込みました。

深紅を草木染めで出すのはとても苦労しており、店頭で販売している茜の色に、今回はさらに自分で茜を重ね染めました。何度も何度も。

そして、栗イガで染めた茶色に染め重ねたり、サルスベリなど黒っぽいものに重ねたり、様々な表情の茜色を作りました。

この大輪菊の一段一段、実は色が違います。

 

 

今回の山口先生の選句は下記。

 

菊咲くけり 陶淵明の 菊咲きけり

山口 青邨

 

「菊咲くけり」のリフレインが菊を褒め称える心の現れ。

 

このリフレインから、茜の色を「リフレイン」しようといろんな種類の茜色を染め上げました。

陶淵明を調べると、面白い詩人で、酒を愛し、菊を愛したとあります。不老長寿をもたらす菊花を浮かべた酒はことに大切にしていたとのようですが、この詩をつくったときには酒が切れていて、仕方なく菊花だけを食したというオチつき。愛嬌があって、すごく気になる詩人ですね。

 

さて、菊は太陽を思い起こさせるものとのことから「日華」という別名を持ちます。眩しい大きな存在感。

 

手まりを「菊に始まり、菊に終わる」と言い伝えられていますが、本当にその通りで菊の花を刺しているときは本当に手まりらしく美しくなる姿が好きです。が綺麗に仕上げるには難しく、毎回、次、リベンジ!と思わせるほど完璧がありません。

 

菊は「百草の王」であり、手まりでも「菊かがり」は、一番大事に捉えています。

今回の菊の撮影は、少し上向きにお願いしました。手まりの向きにはこだわっています。

こんな暑い中ですが、いつも上を向いてみなさまの日々も過ごせるように、テマリシャスからの暑中お見舞いのメッセージです。

あと残すところ3回となってしまった家庭画報は、編集者とも悲しい、寂しいと言っております。

また来月をお楽しみに。

 

*家庭画報に掲載された作品のご注文が増えてきて、お時間がかかるのですが受付開始しました。ただし、草木染めの色で、テマリシャスの通常の販売の色と違う色をわざと染め上げていてアート性が高いものがあり、再現性が低い場合があります。写真と現物と編集の際に色の具合がどうしても違ってきてしまいます。全く同じ色で提供が難しい場合がございますこと、ご理解下さい。一番良いのは、色味を一緒に決めていただくこととなりますが、難しい場合は、メールにて一度ご相談ください。 info @ temaricious. com


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