TEMARICIOUS リカです。
熊本と言えば、みなさんは何を思いつくでしょうか。
昨今の地震、くまもん、辛子蓮根・・・
私には熊本大学の赤門なんです。熊大生が住む黒髪という珍しい名前の街に暮らしていました。
北九州の実家をでて、初めて一人暮らしを経験し、学生時代を過ごした街でもあり、私が20代をヨーロッパで過ごすことになったきっかけ場所でもあります。
今でも、大学時代の友人が暮らし、心のふるさとである熊本から、TEMARICIOUSが家庭画報に掲載された直後に手まり制作の依頼が舞い込みました。
手まりの由来のある土地に旅行やビジネスで泊まれる方へ、手まりをホテルの内装のオブジェとして手まりを飾るとのことで、喜んでお手伝いさせていただきました。
ホテルのリニューアルインテリアプランを読んだ時に、少し遠ざかっていた熊本の情景が目の前に広がりました。阿蘇の山から熊本の海へ続くように彩られるホテルのカーペット。テーマカラー。手まりで表す風景に悩みはなく、体験からふわっと頭に浮かんできました。そういう瞬間がよくあります。
阿蘇のエネルギー、火
草千里の大地
白川の水
有明の海
熊本の大自然は、若い自分には当たり前の景色であって恵まれたありがたい景色とは思っていませんでしたが、それを改めて感謝する機会となりました。
ホテル日航熊本のお部屋からは、熊本城を望め、手まりもお客様を気持ちよく迎えています。
手まりを内装に使用したいというご依頼が増えてきて、とても嬉しいです。草木染めで丸いものは、日本を表すオブジェとして、最適ですね。異素材の特に冷たい素材でも手まりの優しい素材の綿ともよく合います。